非暴力コミュニケーション(NVC)を知って、変わったわたしの日常をメールレター配信しています。
今日送ったメールレターの内容を記事で紹介いたします。
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高校3年生の息子が通っている学校の保護者会があり、モヤモヤしたことがあるのでご報告です。
今年度からセンター入試がなくなり、共通テストになります。
受験改革とコロナ、大きな渦が息子たちを巻き込もうとしています。
保護者会に参加するかどうかを散々迷った挙句に参加したものの、
コロナにこの暑さ、来る人なんているのか…と思いつつ、行ってみたら
なんと8割以上が参加していました。
ワン!みんな意識高い系~~!
自分で行くことを決めたものの、やっぱり「受験生の親たるもの、こうあるべき」という先生からの指導の時間…。
教えその1. 今の成績で志望校を決めない。なぜなら現役生は試験当日まで伸びるから。
教えその2. 今の成績で弱気にならない。第一志望を変えない。今志望校を下げるとモチベーションが落ちて、学力の伸びが止まるから。
それは、誰かが勝って誰かが負けるという、現在の社会のしくみの中では正解なのかも。
わたしの中でモヤっとしたのは、そこに子どもの気持ちが含まれていなかったから。
今すでに、模試でA~C判定なら、もっと学力の高い大学を目指すことも勧められました。
偏差値で大学を選んでいない息子は、判定が悪くても諦めません。判定がよくても変えません(本人談)。
その大学で学びたいことがあるから選ぶ。
変えるか変えないかが重要ではなくて、そこにどんな願いがあるか。それをサポートするべきじゃない?
というわたしの「べき」が発動したわけ。
帰り道、モヤモヤと向き合います。
どうしてわたしが「子ども自身が選択するべき」にそこまでこだわるのかを探求していく。
あ~、またか…。
小さいときに自己選択できなかった痛みが襲ってくる。
そっかそっか、
あの時も本当は自分で決めたかったんだね、とひょこっと出てきた小さなわたしを抱きしめます。
NVCでは願いをニーズと言うのですが、その時欲しかったものが「選択」「価値の承認」「自由」だったと分かると、
それを満たすために自分ができることへパワーを向けられます。
今の教育の出来ない部分や批判をする、にパワーを使うのではなく、
願いに向かって自分のパワー、エネルギーを使う。
大きなモヤモヤや怒りを感じるとき、自分の痛みや願いが眠っています。
答えを相手に求めるのではなくて、自分の中に見つける。
自分の中に眠っていたラブ(愛)がパワーに変わっていくのを感じています。
日々忙しい中ではついつい自分を後回しにしがち。
自分と向き合う時間を作りませんか。
NVC×クラフト(自分時間×モノ作り)
7月30日(金)10時~11時半 定員4名 ※残席1名
共感コミュニケーションと押し花体験をかけ合わせたワークショップを開催します。
陽だまりサロンほっとカフェ
8月18日(水)14:00~15:30 笠原小学校内陽だまりサロンにて
ニーズカードを使ったワークショップです。夏休みなので親子開催です。
参加無料。
詳しい内容は宮代町家庭教育支援チームのFacebookをご覧ください。
オンラインでの個人セッションも受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。