保育・教育 共感コミュニケーション

保育×共感コミュニケーション

あぁ嫌だ、失敗した、ムカつく、悲しい…。

マイナスの感情が湧いたとき、どんなふうに解消していますか?

わたしは楽しいことを想像して紛らわせたり、美味しいものを食べて癒されたり、たくさん寝て忘れるようにしていました。

誰かに聞いてもらうことが苦手で、自分の中で処理することがほとんどでした。

本当はすっきりしていないけれど、モヤモヤに蓋をしてすっきりした気になり前へ進んでいたのです。

 

子育て航海術に参加した方の感想で多いのが「感情に良いも悪いもないと初めて知った」ということです。

わたしも初めて聞いたとき、びっくりしました。

マイナスの感情をもつことは良くないことだと思っていました。

 

たとえば保育中、Aちゃんが「Bちゃん、キライ!」と言ったら

「キライとか言ったらダメだよ。Bちゃん悲しむよ」など。

つい口にしてしまいませんか。

 

そっか、Aちゃんの中に湧き出ている感情よりも、出来事に対しての良い悪いを優先させていたのか。

行動の良し悪しは学んできたのに、自分の感情とどう向き合ったら良いのかは誰も教えてくれませんでした。

 

講座の中に「自己共感~感情からのメッセージを受け取り、自分と繋がる~」があり、

わたしは、自分の感情を捕まえられず大苦戦しました。

「蝶のように次々に飛ぶから、すぐに捕まえてね」と講師の聡子さんから聞き、毎日必死で内側に意識を向けて捕まえました。

そのうちふわふわ飛ぶ感情を頑張らなくても捕まえられるようになり、その感情を良い悪いで線引きすることが減り、マイナスの感情を味わえるようになっていきました。

 

すると、目の前で起こる子ども同士のトラブルに対しての向き合い方が変わりました。

「Bちゃん、キライ!」というAちゃんには「Bちゃんがキライという気持ちがあるんだね」と受け取り

「どうしてキライって思ったの?」「その時どんな気持ちだった?」とAちゃんの中にあるものを一緒に見ることができるようになりました。

 

言葉よりも先に手が出てしまうこともあるので、ケガがないように注視はするものの、すぐに止めたり良い悪いで判断したりせずに

「(マイナスの)感情を存分に感じていいよ~、どんどん出しちゃえ~」と見守れるように。

 

「子どもの成長のために」や「効果的な保育であるために」などの思考ではなく、目の前の命と燃えている感情をただ愛おしいと見つめる感覚に変わっていきました。

時には思いを伝え合うための橋渡しが必要なこともありますが、自分の感情を出しきるとどちらからともなく謝って仲直りしたり、けらけら笑いだして遊びに戻るということのほうが多いと気づきました。

 

NVCや共感コミュニケーションを学んでも、日々の慌ただしさの中でつい自分を置き去りにしてしまうこともあります。

そんなとき、どんな自分も受け止めてもらえる仲間がいることに感謝です。

 

生きることは表現すること。

大人ぶってあるものに蓋をするのはもうやめたい。

あるものはどんなにドロドロしていてもあるし、その奥には熱い願いがある。

 

自分の本当に大切にしたいものを、一緒に探しませんか。

「自分を生きる指針」を探すワークショップ

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